「ほら、暗いから一緒に帰ろうよ」就職先で出会ったノリのいい先輩。だが、仕事帰りの先輩の行動に、思わず背筋が凍った
意外な先輩との出会い
会社に再就職した後、新しい部署で出会った男性の先輩は、最初からとても気さくで、ノリが良かった。仕事中に分からないことがあれば遠慮なく尋ねて良いと声をかけてくれたため、私は彼に安心感を抱いた。しかし、数ヶ月が経つにつれて、彼の行動に少しずつ違和感を感じるようになった。
退勤時に通用口付近を通りかかると、なぜかいつも彼の姿が見かけられた。ある日、彼が突然「今日、どちらが先に最寄り駅に着くかな?」と尋ねてくる。私には何を言っているのか理解できず、困惑しながらも適当に返事をした。その日以降、彼の行動は徐々に異常になっていった。
予期せぬ出来事
ある日の退勤時、いつものように通用口で待っていた彼が、突然笑顔でこう言った。「俺は自転車だし、君はバスでしょ?ちょっと競争してみない?」この言葉に私は戸惑い、ただ「は、はぁ……」と返事をした。その後、改札越しに彼の目が合った瞬間、全身の血の気が引き、背筋に冷たいものが走った。
私は一歩も動けず、逃げたくても動けなかった。彼はニコニコと近づいてきて、「ほら、暗いから一緒に帰ろうよ」と言った。その瞬間、私の心の中では恐怖よりも強い気持ちが湧き上がった。「ここで言わなきゃ、ずっとこのままだ」と思い、震える足で地面を踏みしめ、彼の目をまっすぐに見た。
勇気を持って断る
「……先輩」「ん?どうしたの?」
「こういうの、本当にやめてください」「え……?」
「会社の前や、ここで待つの、やめてください。すごく怖いです」
私の言葉に、彼の笑顔が凍りついた。驚きと気まずさが入り混じった表情だった。
「いや、俺はただ……」「何が『ただ』なんですか? 私の気持ち、一度でも考えたことありますか?」
「……ごめん」
彼は小さな声でそう言うと、気まずそうに目を逸らした。その後、私は「もう二度と、私を待ち伏せしないでください。失礼します」と言い、彼を睨みつけ、足早に改札を抜け、駅員の方へ向かった。
緊張が解ける
なんとか自宅に帰り、玄関の鍵を閉めた瞬間、張り詰めていた緊張が一気に解け、涙が止まらなかった。怖かった、本当に怖かった。でも、言えた。勇気を出して、はっきりと拒絶できた。
翌日、彼は会社で私を避けるようになった。私の勇気が、彼の異常な行動を止める第一歩となった。
まとめ
この体験談は、30代・女性読者様の実際の体験をもとに作成されています。また、本コンテンツ内の画像は生成AIを利用して作成しています。
